バカンス

お子さんの夏休みまであと数週間という方が多いんじゃないでしょうか?

夏休み、毎日3食作るのが大変だったり、

子どもの習い事やイベントで忙しくて案外あっという間だったり、

子どもたちどこに連れて行ってあげようかなーなんて色々調べてみたり、

子どもたちが家にいるけど仕事もある…、

なんて思う一方で、

旅行や帰省をしたり、

夏祭りや海に行ったり、

夏しかできないことを満喫する良いチャンスでもありますよね。

さて今回はベルギーの夏休みについてです🌻


日本の公立小学校の夏休みは、

都道府県や地域によっても違いはありますが、

だいたい1学期が終わる7/20前後から8/31前後まで、というところが多いですね。

一ヶ月半の夏休み期間、子どもたちは

習い事や塾に行ったり、

お友達と遊んだり、

家族と旅行や帰省したり、

地域の夏祭りやイベントに参加したり、

自由研究など学校の宿題をこなしたりしながら

夏休み明けの2学期につなげていきますね。

一方のベルギー、夏休みは完全「休暇」です。

ベルギーは9月始まりなので夏休みは学期の終わりではなく、学年の終わり。

そのため夏休みの宿題は基本的にありません。

夏休み前の先生からのメッセージは

「今年一年間色んなことを勉強しましたね。夏休みはゆっくり休息してエネルギーチャージして、

楽しく過ごしてね。また9月に元気に会いましょう!」

といった内容です。

頭も身体も休ませ、家族と一緒の時間を楽しむ大事な休暇、それが夏休みの位置づけです。

日本もそうですが、ベルギーでも旅行に行く人は多いです。

よくフランス人が夏は数週間~数か月バカンス。

行先は海!

というイメージの方が多いと思いますが、実際そのような人は多いです。

その他、祖父母の家に遊びに行ったり、旅行に行ったり、遊園地などに遊びに行ったり、

お友達とお泊まりし合ったり。

そして忘れてはいけないのが、サマースクール。

子どもたちにとっては定番の夏の過ごし方です。

そのため数自体すごく多いです。こだわらなければ、全期間どこかのサマースクールに参加することも可能です。

ただ人気のスクールや、値段がリーズナブルな地域のサマースクールはすぐに満席になってしまうので、

申し込み初日はドキドキしてしまいます。

学校でも案内が配られますが、それより前に申し込みたいので、自分から出向いて案内をもらいに行ったこともありました。

サマースクールは市町村や自治体がやっているものから、大小さまざまなプライベートスクールが運営しているものまで多彩です。

スポーツ、クッキング、サイエンス、劇、乗馬など選択肢はかなりあり、

たいていは1週間単位で申し込めます。

プライベートスクールが運営しているものはやや値段はしますが、

それでも日本のインターナショナルスクールがやっているサマースクールよりはリーズナブルです。

市町村がやっているものはさらにお安く、自分が住んでいる地域のものに申し込めば、

会場が近いので送り迎えも楽です。

働く親にとっては子どもの預け先は必須なのでなくてはならない存在です。

1週間単位で入れると、子どもが少し興味があるものを体験感覚でできるので気楽ですし、

旅行の計画なども問題なく入れられます。

私は色々体験させたかったので、スポーツから乗馬、サイエンスまで色々申し込みました。

スポーツと言っても、サッカー、バスケ、水泳、テニス、バドミントンというメジャーどころだけでなく、

サーカスもあるのはベルギーならではでした。

ランチやおやつは用意してくれるところもあれば、持参するところもありましたが、

ちゃんとアレルギー対応もしてくれて安心。

時間は9時から15時または16時までのことが多いですが、延長保育もしてくれます。

親にも子どもにも嬉しいサマースクール、日本でももっと広まってくれたらいいなあと思っています。

夏休みは子どもの成長が良く見える時期。

もちろんしっかり休むことも大事!

余裕があればサマースクールやサマーキャンプなどで何か普段とは違う体験ができるのもいいですね。

みなさん、

暑い夏、どうぞ身体に気を付けて、楽しい夏休みをお過ごしください!

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