⑳優等生だった息子が勉強嫌いになる その4
体調不良で遅刻や欠席が増えてきた息子でしたが、
相変わらず学校に行けば楽しく過ごしていました。
遅れて行っても必ず誰かが
「おー、○○(息子の名前)おはよー」
「良かった、来ないかと思ったよー」
などと、授業中なのに声をかけてくれますし、
休みが続いたときは、お友達が
偶然私を見つめるとわざわざ近づいてきてくれて
「○○(息子)大丈夫ですか?」
「いつ学校来れますか?」
なんて声をかけてくれたり。
本当にお友達に恵まれていて
感謝しかありません。
だからこそ、
毎日元気に通えたら息子にとっても
より楽しいはずなのですが、
体調不良は長引いていました。

最初は確実に
「体調不良だから学校に行けない」
状況でしたが、
時間の経過と共に
「学校に行きたくないから体調不良になる」
という考えも私の中で出てきました。
ただ、一度
心無い小児科医師にそのことを
ストレートにキツめの口調で言われたときの
息子の困ったような、
なんとも言えない表情を見た時は
私だったら絶対息子にそれは言えないなと思いました。
本人だって色々悩んで考えて苦しんでいるわけですから、
言い方には気を付けたいな、と。
一方で事実として
状況は悪循環に陥っている部分もありました。
学校を休んだり遅刻すればするほど、
そういうことに抵抗がなくなるもの。
体調不良で授業に集中できないというのもあって
学校に行くこと、
授業態度、
宿題への取り組みなど
色んなところにやる気の低下が
見られるようになりました。
なにより、
息子本来の元気さや明るさ、輝きが
どんどん陰り始めているのは明らかでした。
つづく
※このブログで書いている内容は、
個人差や学校、国による違いがあることご了承ください。
また、各御家庭でやり方、考え方の違いもありますので、
あくまでも一例であることご理解の上、
温かい気持ちで読んでいただけると幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。