日本のママは頑張りすぎている② 食事編
日本のママは頑張りすぎている。
2回目は食事についてです。

日本のママは、頑張り屋さんというか、当たり前に努力できる人が多い気がします。
育ってきた家庭や社会的に、努力させられる環境にある、
と言った方が近いかもしれません。
みなさんがSNSなどで上げている綺麗な料理の数々を見ると、
見た目だけでなく、栄養にまで気を遣っていてすごいなあと思います。
こだわる方は、
離乳食はできるだけ手作り、
とか、
オーガニックで安心安全なものを、
とか、
家計のために外食ではなく手作り、
など、
子どものため、家族のために本当にママは頑張っています。
かくいう私もその一人でした。
特に初めての子どものときは、レトルト離乳食なんて手抜きの極み!
罪悪感の塊!
くらいに思っていて、
旅行などどうしても作れないときしか利用していませんでした。
今思うと、ただ笑えますし、それって結局、ただの自己満だったりして。
自分で勝手に決まりを作って、自分で自分の首絞めて、忙しい環境作って
ストレスためて。
それなら、レトルトでもなんでも使って、ニコニコしていた方が子どもは嬉しい。
手作りで、安心安全で、しかもママがニコニコしていたら完璧なのかもしれない。
でもママが無理するくらいなら、
手抜きしてもニコニコ、一緒に楽しい食事時間を過ごせた方が子どもの心の栄養になる。
と思っています。たまに手抜きしたっていいんです。
私も当時はそのことに気が付かなかったんですね。
ちゃんと見たら、今の離乳食ってレパートリー豊富で、
材料もこだわっていて、別に悪いものの塊ではないんです。
子どもと一緒に楽しくおいしく食べられるなら、それでいいと思ってます。
そういうことが分かっているのか、ベルギーでもママたちは総菜や冷凍食品を使うことに抵抗はありません。
デリバリーやテイクアウトも盛んです。
もちろん抵抗のある人や、料理が趣味という方もいますが、
基本的に一汁三菜のような考えがないので、
普段の食事は
朝はシリアル、
夜はパスタだけ、とか、
ミートボールとポテトだけ、
という感じなので、日本ほど食事への負担や義務感がありません。
だからこそ、共働きでもやっていけるんですね。