日本のママは頑張りすぎている④ 育児編
日本のママは頑張りすぎている。
4回目は育児全般です。

育児と一言で言っても年齢によってかなり違いますが、
・寝かしつけ
・添い寝
・食事作り
・お弁当作り
・歯磨き、仕上げ磨き
・お風呂
・学校や習い事の送迎、待機
・家での宿題、勉強フォロー
・子どもの相手
・学校のPTA、係
・学校の保護者会、面談
などなど。
この他、ちょっとしたことかもしれませんが、
砂遊びや野球、サッカーなどスポーツの後に
靴に入った砂を出したり、ユニフォームの洗濯だったりって手間だったりしませんか?
これを毎日当たり前にやっているママ、
本当に頑張ってます。
子どものためだと思うと、やってあげられてしまうんですよね。
でも、これ全ては必要ではないかもしれません。
だって、世の中には一部しかやっていなくても済んでいるママが存在するから。
海外だと、例えば、
・一緒に寝ない
赤ちゃんの時から、赤ちゃんは一人でママと別室で寝ることが多い。
・お弁当は要らない
学校、幼稚園にもよりますが、
基本お弁当は要りません。給食があります。
・お風呂
毎日入らない家庭も多いので負担が少ない。しかもシャワー中心だから短時間で済む。
・学校のPTAや係
これも学校によりますが、ないところが多い。
基本、先生や外注で全部やってくれます。
そもそも運動会のようなイベントが少ない。
・保護者会
ありますが、参加率は半分くらい。
出なくても全く問題にならない。
このような環境なので、ママの負担が軽いです。
日本は幼稚園や学校の親負担が多いですよね。
家での家事、育児をどこまでやるかは、一人一人、家庭によって考え方が違うので
他人が口出しできることではないと思っています。
でも学校の親負担については、社会や国、学校の問題なので、一人一人が声をあげていく必要性を感じます。
しかも親と言っても、ほとんどがママのことが多いですよね。
男性の育児協力が増えてきたとはいえ、結局はママであるケースが多いのが実情。
だからママさんたちには、無理しないで欲しい思っています。
・私がやっている育児って全て必要?
・子ども自身にやってもらえることってない?
もう子どもに任せていいことあるんじゃない?
・学校の係、なんとなくやらなきゃっていう雰囲気だからやってるけど、
でもそれって本当に私がやらなきゃいけないこと?
など自問自答してみてください。
日本は他人を思いやる美しい心があるからこそ、
やりたくないことでも、周りの目を気にしたり、
周りに迷惑をかけまいとして無理にやってしまう、
傾向にある気がします。
そういう日本独自の考え方やしがらみを、なんでもかんでも適用していたら、
いつまでもママの負担は変わらないと思っています。
ちょっとだけ、あなたのやっていることが本当に必要か、
やりたいことなのか、考えてみてくださいね。