学校では教わらない、「話し方」のコツとは

【話し合いのコツ】
前回、何か変えたいことがあれば
相手と景色の共有のための話し合いをしよう。
という話をしました。
今回は、その話し合いのコツについてです。
話し合いは大事なものですが、
ほとんどの場合、
話し合いの仕方を学校などで学ぶことは少ないと思います。
私たちの日常生活における話し合いでは
知っておくだけで楽になるコツがあるんです。
あなたは「話し合い」というと、
どういうものをイメージしますか?
・それぞれが意見を言い合う
・最終的にどちらか一方(どれか一つ)の意見やアイディアを採用する
・相手を説得するための討論
・口が上手い方が勝つ
・勝ち負けがある
・より良い方法のために、良い案を探る
などでしょうか。
前回と同じ、
何もしない夫に対して、妻が手伝って欲しいと思っている
例で話し合いをすると、
妻「私もやることがたくさんあるの。
休んでいるならちょっとは手伝ってよ。」
夫「手伝いって何を?俺だって疲れてるんだから、
少しは休んだっていいだろう」
妻「少しは休むって、午前中ずっとソファで横になってたじゃない。
私だって疲れてるんだから。あなたが休んでいる間も
ずっと私だけ動きっぱなしじゃない」
このような会話、あなたは聞き覚えありませんか?
はっきり言って、これは話し合いとは言えません。
お互いの景色の共有がされていませんし、
喧嘩になりかねません。
この場合、「どちらがより休んでいるか」が争点になってしまって、
当初の目的からズレるでしょうし、
解決策に至るのか疑問です。
話し合いというのは、
お互いの説得し合いや勝ち負けではありません。
話し合いというのは、
お互いの意見をテーブルの上に出し合うことです。
テーブルにいくつか意見やアイデアを出し合い、
解決策を一緒に考えるのです。
相手を言い負かしてやろう!
絶対に相手に私の条件を飲ませるんだ!
などと思う必要はありません。
また、
むかつく!この分からず屋!
などとイライラする必要もありません。
イライラするのは、自分の条件や依頼を
相手に一方的に受け入れさせようとしている証拠です。
お互いが遠慮せずに、自分の意見や状況を
テーブルに置くような気持ちで出し合い、
解決策を考える。
これを知っていると、
喧嘩腰になることもなく、
「話し合い」を通して
良い方向に向かっていくと思いますよ。
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