人と一線を引いていた私が変わったきっかけ① 車内での怒り編
あなたは人と会ったり、話したり、
自分のことを人に言うことに対して
抵抗はありますか?
私は小さい頃から
あまり自分のことを人に話したり、
相談することがありませんでした。
ただ、優柔不断だったので、
「どっちのお菓子にしよう」
「どっちの服にしよう」
「この靴、色はどれがいいかな?」
そういう、私にとって小さい選択は
よく人に相談していました。
でも、
学校選び、留学、就職といった
私にとってはわりと大きい悩み、
自分の人生に影響するようなことほど
ほとんど相談することなく生きてきました。

それが変わったきっかけが4つあります。
今回は一つ目。
「電車で話かけてくる人への怒りと、母への相談」
ママになると
話しかけられる機会が格段に増えたりしませんか?
子どもが小さいとき、私はまだそんなに車を使ってなくて、
よく電車で移動していました。
するとほとんどの場合、少し年配の女性が
「お子さんいくつ?」
「お名前は?」
「暑いのに大変ね」
などと声をかけてくれるんですね。
今なら、気にかけてくれてありがたいなと
思えます。
でも当時の私は、
自分のことではないけれど、
これらの質問にすごく抵抗がありました。
最初は戸惑いながらも答えていましたが、
慣れてくると、申し訳ない話ですが、
だんだんそれが怒りに変わっていったんですよね。
怒りポイントとしては例えば、
・平気で子どもの名前や年齢聞いてくるけれど、
私の大事な子どもの「個人情報」を、
なぜ全く知らない、今初めて会った人、
(しかもたぶんもう会わない人)に
なぜ言わなきゃいけない?
・人に聞くならまず自分が名乗るべきでは?
こちらは興味ないけれど・・・
・答えても「あら素敵な名前ね」
くらいしか返さないので、答える意味が見いだせない。
・暑い中移動してきて、しかもベビーカーで迷惑かけてないか
気を張ってきて、ようやく涼しい電車に乗れた私。
一息つこうと思ったら、待ってました!とばかりに女性からの質問攻め。
こちらは、心身ともに疲弊に近い状態で電車に乗り込んでいるのに、
ただの興味か暇つぶしに話しかけてないでしょうか?
それに付き合うほど、私は元気ではないのだけど・・・
・何も知らないし、何も手伝わないのに、ただ
「大変ね」と言われる私の気持ちを考えたことはありますか?
そんな風に思っていた時期がありました。

これを変えたきっかけの一つが母に相談したこと。
相談と言っても、何気なく話したんです。
そうしたら、気持ちを受け止めてくれて
解決策を考えてくれたり、笑い飛ばしたり、
色んなアプローチをしてくれて。
なんだかすっきりしました。
何気ない自分のモヤモヤでも
ちょっと話してみたら
吹っ切れたり、
自分を客観視するきっかけになったりするんだな、
と実感。
自分の悩みとか、モヤモヤを
気軽に誰かに話すのっていいかも。
と思えた瞬間でした。
つづく