⑬日本の学校で苦労したこと

日本の学校にはすんなり馴染み、

お友達もたくさんできた子どもたち。

おかげで今に至るまでずっと

楽しそうに学校に通うことができています。

一方で、苦労したことも多かったですし、

個人差はかなりありましたが、

学年が上がるたびに

低学年で身についていなかったことが

少しずつ、少しずつ、

問題となって顔を出すようになりました。

例えば息子にとっての国語。

海外でも日本でも、基本一緒の内容である算数は

息子も得意だったので良かったのですが、

国語に関しては苦戦しました。

話すことはできても、

日本語の文章の読み書き、漢字、言葉は

あまり学んでいなかったので

知識が追い付いていませんでした。

文章は、外国語をそのまま訳したような

面白い文章を書いていましたし、

そもそも何を書けばよいのか

さっぱり。

アルファベットは大人顔負けの美しい文字を

書いていたのに、

日本語は平仮名でも

綺麗に書こうとすると時間がかかるそうで、

だんだん殴り書き状態に。

毎日のように漢字の宿題が出ましたが、

漢字がもともと好きではなかったので、

やったりやらなかったり。

書き順もめちゃくちゃでした。

「現地校に通った子どもあるある」

かもしれませんが、

我が家もまさにそのような状況でした。

今思うと、

受験するならこの時点から

しっかりやっておいた方が

(特に息子には)良かったかもしれません。

ですが私は、

帰国時の精神的ダメージを見ていたので、

まずは

帰国による精神的サポートが最優先と考えていました。

文化の違いに慣れ、

焦らず徐々に学んでいけばいい。

と、ゆるーく考えていました。

※このブログで書いている内容は、

個人差や学校、国による違いはありますので、

あくまでも一例であることご理解くださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です