⑭優等生だった息子が勉強嫌いになる その1
日本の学校に転入して1年。
子どもたちの間でも少しずつ
変化が見られるようになりました。
同じ環境で同じように転入した兄弟姉妹でも、
個々に違いがあるのは当然でもあり、
不思議でもあり、
おもしろくもありました。
おおむね順調に見えたのですが、
ここからは
特に変化の大きかった息子に関して
お話ししていきたいと思います。

写真はイメージです
海外にいたときの息子は、
優等生
…というのは言い過ぎかもしれませんが、
算数はクラスでトップクラス。
外国語をマスターした後は
現地の国語科目含め
勉強で困ることはありませんでした。
運動神経も抜群、
勉強を嫌がることもなく、
宿題は自分からやるようなタイプでした。
コミュニケーション力もあり、
私は何も心配していませんでした。
ところが日本帰国後、
まず国語に対する拒否反応というか、
苦手意識と言えばいいのか…
面倒くささというのか…
そういったものが顔を出しました。
それは当たり前のことではあるので、
想定はしていました。
息子の場合、
まず漢字と読解に苦戦し、
国語へのやる気が出ない状態でした。
毎日出る漢字の宿題もやったり、
やらなかったり。
それでも授業中おとなしく座って、
ちゃんと先生の話を聞くことはできていました。
つづく
※このブログで書いている内容は、
個人差や学校、国による違いはありますので、
あくまでも一例であることご理解くださいませ。